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ポケモンの名セリフ「弱いリザードンなんていらない」とは?サトシと初代エースの絆が泣ける!

サトシとリザードンのフィギュア

「弱いリザードンなんていらない」とは、アニメ・ポケットモンスターで主人公のサトシが、自分の手持ちポケモンであるリザードンに放った言葉だ。

名セリフと絶賛されるほか、該当のシーンはゲームの個体値厳正などと絡めてネタ画像にされることも多い。

しかし作中では手持ち、野生問わずポケモンを大切にしているサトシが、なぜ物を扱うような冷たい言葉をリザードンに言ったのだろう?また、なぜ名セリフと言われているのだろうか。

この記事では何話で「弱いリザードンなんていらない」とサトシが言ったのか、リザードンとサトシの別れを描いたエピソードがなぜ神回と呼ばれるのか、くわしく紹介していく。

記事の内容

  1. 「弱いリザードンなんていらない」とは
  2. アニメ・ポケットモンスターでのサトシのセリフと画像
  3. リザフィックバレーでのストーリー
  4. 「弱いリザードンなんていらない」が出てきたのは何話?
  5. 「弱いリザードンなんていらない」が神回と呼ばれる理由
  6. サトシとエースポケモン・リザードンの関係
  7. ヒトカゲ時代
  8. リザード時代
  9. リザードン時代
  10. サトシのリザードンは弱い?強い?別れまでの戦績
  11. 「弱いリザードンなんていらない」はサトシの強がり?
  12. 136話以降のリザードンの活躍
  13. 「弱いリザードンなんていらない」に対する反応
  14. 感動した・泣いた
  15. ロケット団のほうが優しい
  16. リザードンの個体値がハズレだったのでは?
  17. ネタ画像としても人気
  18. 総括 :「弱いリザードンなんていらない」は言葉どおりの意味ではない

「弱いリザードンなんていらない」とは

株式会社ポケモンの統計によると、ゲーム「ポケットモンスター」は、全世界で3億8,000万を越す出荷本数を誇るとのことだ。数多ある日本のゲームソフトのなかでも、トップクラスのキラータイトルと言えよう。

また、ポケモンはゲームとしてだけではなくキャラクターグッズやアニメ作品も国を超えて支持されており、アメリカの金融会社TitleMax社の調査では、メディアミックスで最も多くの収益を上げた作品はポケモンだという結果が出ている。

そんなポケモンの歴史が始まったのが、1996年2月27日。初代のゲームソフト「ポケットモンスター赤・緑」発売日である。

そして「ポケットモンスター赤」のパッケージに描かれ、同作の顔となったポケモンがリザードンだ。ドラゴンを思わせる見た目から800を超えるポケモンのなかでも高い人気を誇り、8作品目の「ポケットモンスターソード・シールド」でもリーグチャンピオンの切り札として登場する。

そんなリザードンは、ゲームだけではなく1997年4月1日からスタートしたアニメ版の初代ポケットモンスターでも、主人公サトシの手持ちとしてエース級の活躍を見せた。

しかし、ある回で突然サトシから「弱いリザードンなんていらない」と別れを告げられ、旅の仲間から離脱してしまうのだ。

サトシはなぜ手持ちポケモンのなかで最も強かったリザードンを手放したのか、そしてなぜ別れ際に非情にも聞こえるセリフを言い放ったのか。まずはアニメのシーンを振り返ってみよう。

アニメ・ポケットモンスターでのサトシのセリフと画像

リザードンは初代ポケモンアニメの第11話にヒトカゲの姿で登場して以降、カントー地方、オレンジ諸島とサトシらとともに旅をしてきた。

そして、ゲーム「ポケットモンスター金・銀」の舞台となるジョウト地方のリザフィックバレーに来たところで、サトシと別れることになる。その際にサトシがリザードンに告げたのが「弱いリザードンなんていらない」という言葉だ。

まずはリザフィックバレーでのストーリーとサトシのセリフを見ていこう。

リザフィックバレーでのストーリー

カントー地方からジョウト地方にやってきたものの、思うようにバトルができないサトシ。しかし「自分にはリザードンがいる。ジムバッジもすぐに集まるだろう」と軽く考えていた。仲間のタケシやカスミからは「リザードンの強さだけに頼るのはよくない」と指摘されていたが、真面目に取り合う様子もない。

そんな一行の前に一人の女性が現れる。彼女の名前はジーク。なんでも野生のリザードンの生息地・リザフィックバレーの管理をしているという。

ジークは「リザフィックバレーではリザードンたちが最強を目指して技を磨き、トレーニングに励んでいる。見に来ないか」と、サトシたちを誘った。そして、タケシとカスミを彼女のリザードンに乗せたうえで、サトシには自分のリザードンでついてくるように伝えて飛び立ってしまう。

ジークに追いつこうとするが、サトシのリザードンは飛行がド下手。バランスを崩して森に突っ込んだ挙げ句、そこから歩いてリザフィックバレーに到着する始末。情けない姿を見せ、ジークからも「実力不足だ」ときりすてられてしまう。

これに腹を立てたサトシとリザードンは、リザフィックバレーのリザードンにバトルを挑む。しかし結果は散々で、相手と同じ技を使っても威力で負ける、バトルが苦手なリザードンにも軽々と投げ飛ばされる、と完膚なきまでに叩きのめされてしまったのだ。

結局、手も足も出ないままサトシのリザードンはリザフィックバレーの門の外に締め出されるのだが、強くなりたいリザードンは門の前を動かずに一晩を過ごす。リザフィックバレーの門の外は湖のため、炎タイプのリザードンにとっては相当つらい夜だっただろう。

朝になり、湖の中にうずくまるリザードンを見たサトシは、リザードンがもっと強くなりたいと思っていること、そして彼の願いを叶えてやるには自分が力不足であることを悟る。

ジークもリザードンの姿を見て「仲間になりたいのなら、こっちにどうぞ」と、門を開けて中に入ることを許す。

戸惑うリザードンに対してサトシは「俺としては、お前なんかもういらない、弱いリザードンなんか、いらない」と言い、「リザードン、お前の行き先はこっちじゃない…あっちだ」と、リザフィックバレーの門の内側を指し示したのだ。

そして「リザードン、強くなれよ」と、言い残してサトシはリザードンの前から走り去ったのだった。なお、上の画像が「弱いリザードンなんていらない」のシーンである。

「弱いリザードンなんていらない」が出てきたのは何話?

「弱いリザードンなんていらない」というセリフが出てきたのは、アニメ・ポケットモンスターの136話「リザードンのたに!またあう日まで!!」だ。ポケモン公式YouTubeチャンネルが厳選エピソードとしてアップしているので、見たことがないという人には視聴をおすすめしたい。

なお、アマゾンプライムなどでは「リザードンのたに!またあう日まで!!」は134話になっている。これは誤表記ではなく、アニメの38話が配信や再放送では見られない「欠番」扱いになっているためだ。

初代ポケモンアニメの38話は、「でんのうせんしポリゴン」である。パカパカと呼ばれる青色と赤色の光を点滅させる演出が原因で、体調不良を訴える視聴者が数多く発生したため、初回放送の後はお蔵入りとなったエピソードだ。「ポリゴンショック」として知られるこちらのエピソードと、視聴者の症状については厚生労働省も「光感受性発作に関する臨床研究」という資料を発表している。

さらに39話として放送予定であった「ルージュラのクリスマス」も、翌週の1997年12月23日には放送されなかった。ポリゴンショックの影響で、アニメの放送が約半年間も休止となったためだ。結局「ルージュラのクリスマス」は、1998年10月5日に特別編として放送された。

この2話の影響で、初代ポケモンアニメの話数は実際に放送されていたときと配信とで異なるのだ。

弱いリザードンなんていらない」が神回と呼ばれる理由

アニメのポケモンでは作品ごとに「サトシのエース」として、バトルで右腕となるポケモンをピカチュウ以外に1体ピックアップしている。リザードンは間違いなくサトシの初代エースポケモンであり、シリーズを通しても最強格と言える。

しかしその強さゆえリザードンはプライドが高く、サトシを認め、信頼関係を結ぶまでには長い道のりがあった。ストーリー序盤からの積み上げがあったからこそ、「弱いリザードンなんていらない」が作中きっての名セリフとまで言われるようになったのだ。

ここではサトシとリザードンの関係から「弱いリザードンなんていらない」と言ったサトシの気持ちを考察していく。

サトシとエースポケモン・リザードンの関係

まずはサトシとリザードンの関係を衝撃的な出会いをしたヒトカゲ時代、反抗期のリザード時代、絆を深めたリザードン時代にわけて見ていこう。

ヒトカゲ時代 

ヒトカゲの初登場は第11話「はぐれポケモン・ヒトカゲ」だ。ヒトカゲは野生のポケモンではなく、ダイスケという青年の手持ちだった。

しかし、弱いヒトカゲを邪魔だと思ったダイスケは「後で迎えに来る」と嘘をついて、クチバシティ近くの森の中に置き去りにしていた。

ダイスケを信じて待ち続けるヒトカゲのもとを通りかかったサトシたち。最初は気にせずに通り過ぎるが、立ち寄ったポケモンセンターで「邪魔なヒトカゲを捨ててきた」と話すガラの悪いトレーナーを見かける。

彼が森にいたヒトカゲのトレーナーだと察したサトシとタケシは激怒して「迎えに行ってやれ」と詰め寄る。窓の外は突然の大雨。このままでは尻尾の炎が消え、ヒトカゲの命が危ない…というストーリーだ。

 

トレーナーから裏切られて瀕死状態になった幼いヒトカゲが、自らサトシのポケモンになることを選ぶという涙なしでは観られないエピシードであった。手持ちになってからのヒトカゲはサトシを慕い、役に立とうと健気に頑張る姿が描かれている。

リザード時代

第43話「ナッシーぐんだんだいこうしん!」で、ヒトカゲはリザードに進化する。しかし進化した途端、サトシに反抗的な態度をとるようになり、バトルでも指示を聞かなくなってしまうのだ。

その理由についてサトシは、を旅の途中で立ち寄った漢方薬局の老店主から「トレーナーのレベルが低いためだ」という指摘を受けている。サトシも持て余してしまい、リザード時代の戦績は2勝2敗と振るわなかった。

リザードン時代

リザードは第46話「ふっかつ!?かせきポケモン!」で、リザードンへ進化する。しかし、リザードの時期にすでに力不足だったサトシの言うことをリザードンが聞くわけもなく、2人の間には大きな溝ができてしまう。

セキエイリーグに出場した際には、対戦相手のピカチュウをバカにしてリザードンが居眠りをしてしまい、サトシはベスト16で敗退となった。それほど意思疎通が取れなかったのだ。

そんなリザードンに転機が訪れたのが、第105話「リザードン!きみにきめた!!」だ。この回でリザードンは、対戦相手のニョロボンにれいとうビームを浴びせられて倒れてしまう。

そしてサトシとピカチュウに看病されるうち、サトシへの信頼を取り戻していくのだった。これ以降、リザードンはサトシのエースポケモンとして活躍することになる。

サトシのリザードンは弱い?強い?別れまでの戦績

サトシのリザードンの戦績は以下のとおりだ。

  • VSサイドン(グレンジム戦)…敗北
  • VSブーバー(グレンジム戦)…勝利
  • VSヒトカゲ…勝利
  • VSピカチュウ…敗北
  • VSケンタロス…勝利
  • VSニョロボン…敗北
  • VSニョロボン…勝利
  • VSフーディン・ガラガラ(リュウジンジム戦)…勝利
  • VSエレブー(オレンジリーグ・ユウジ戦)…勝利
  • VSカイリュー(オレンジリーグ・ユウジ戦)…敗北

ニョロボンとの初戦まではサトシの言うことを聞かずバトル中に居眠りすることもあったため勝率が低いが、再戦以降はカイリューに負けるまで全勝を収めている。

カイリューともりゅうのいかりをぶつけ合って激戦を繰り広げたが、負けてしまった。リザードンがほのお・ひこうタイプなのに対し、カイリューはドラゴン・ひこうだ。りゅうのいかりはドラゴンタイプの技なので、カイリューのほうがタイプ一致で威力が上になる。そのうえユウジのカイリューはみずタイプの技も使えたため、リザードンには分が悪かった。

なお、サトシのリザードンが使う代表的な技は以下のとおりだ。

  • かえんほうしゃ
  • りゅうのいかり
  • ちきゅうなげ

実はこのなかでリザードンとタイプ一致する技は、かえんほうしゃだけ。ちきゅうなげはかくとう技である。しかしアニメの演出が派手だったこともあり、リザードンといえばちきゅうなげ、というファンも多いようだ。

後半の戦績、そして初代のゲームでは最強のほのお技であったかえんほうしゃを使いこなしていたことから見ても、サトシのリザードンは文句なく強かったと言える。

「弱いリザードンなんていらない」はサトシの強がり?

サトシはトレーナーとして、リザードンと一緒に成長してきた。リザードンを通して、自分の未熟さを知る機会も多かった。だからこそ自分といてもリザードンは成長できないと悟ったのだろう。

リザードンに別れを告げた後「オレのリザードン。世界一強いリザードンになったらまた会おうな…」と、サトシは独白する。

本当は一緒に強くなりたかったという悔しさや、離れる寂しさがこの言葉にも表れている。「弱いリザードンなんていらない」はサトシ少年の精一杯の強がりと、リザードンへのエールなのだ。

もちろんリザードンにも、その気持ちは伝わっていた。サトシが去った後も心配そうに佇むピカチュウに対して、リザードンは親指をあげて大丈夫だとサインを出している。

136話以降のリザードンの活躍

サトシのもとを離れたリザードンだが、その後もフスベジム戦やジョウトリーグのシゲル戦などで、サトシの窮地を救いにリザフィックバレーから駆けつけていた。

また続編の「ポケットモンスター・アドバンスジェネレーション」でも再登場しており、うちゅうなげで伝説ポケモンのフリーザーを倒した。

さらに映画「結晶塔の帝王エンテイ」では、苦手だった飛行でサトシとピカチュウを助けており、エンテイとも互角の戦いをした。

その後もアニメの4作品目となる「ポケットモンスター・ベストウィッシュ」の第116話「燃えよリザードン!VSカイリュー!」から、ケンホロウと交代するかたちでサトシの手持ちに復帰している。

その後のシリーズではバトルに参加していないが、2021年5月28日放送のアニメでオーキド博士の研究所にいる姿が描かれた。現在は修行から戻って、サトシのフシギダネやゴウカザルたちと楽しく暮らしているようだ。

「弱いリザードンなんていらない」に対する反応 

放送から20年以上経っても、名シーンとして愛されているサトシとリザードンの別れ。ここでは「弱いリザードンなんていらない」に対する、ポケモンファンたちのさまざまな反応を紹介する。

感動した・泣いた

サトシとリザードンの別れに対して、最も多い感想が「感動した」というもの。子供の頃はリザードンが出てこなくなってしまうことがショックで話が理解できなかったが、大人になってから見ると泣けたという人も少なくないようだ。

ロケット団のほうが優しい

実はアニメ初期の頃のサトシは、手持ちのポケモンすべてを大切にしているとは言い難い描かれ方をしている。

とくに初代のアニメではゲットしたポケモンのうち一部はオーキド博士のもとに送り、必要なときだけ手持ちに入れていた。そのためキングラーやケンタロスなどはゲットされてすぐ研究所送りになったにもかかわらず、大きな対戦のときにだけ呼び出されるという少し可哀想な扱いを受けている。

ほかにも「用事が済んだら会いに来るから」と言い残して自分のピジョットをオレンジ諸島に置いていき、その後は迎えにも会いにも行っていないなど、「本当にポケモンが好きなのか?」と視聴者から突っ込まれるシーンがたびたびあった。

そのせいかリザードンとの別れは丁寧に描いたものの「歴代の手持ち全員に優しいロケット団のほうが善人」「ムサシとコジロウが手持ちと別れる回のほうが、弱いリザードン回より泣ける」という声も少なくない。

余談だが、ロケット団のコジロウとリザードンはともに三木眞一郎さんが声優を務めている。三木眞一郎さんのリザードンボイスは、人間が出している声には聞こえないと絶賛するファンも多い。

リザードンの個体値がハズレだったのでは?

ゲームに登場するポケモンには種類ごとに「種族値」という値が設定されており、さらに1匹ごとに「個体値」という能力値が設定されている。同じ種類、同じレベル、同じ性格、同じ技構成のポケモンでも、個体値によって優劣が出てしまうのだ。

個体値はプレイヤーが初めてそのポケモンと出会ったときに決まり、基本的には調整ができない。そのため対人バトルを好むプレイヤーにとって個体値は重要なものであり、理想のパラメーターを持つポケモンが生まれるまで延々と卵を孵化させる「個体値厳選」をおこなうことも少なくない。

このことと「弱いリザードンなんていらない」をひっかけて「サトシは個体値厳選をするため、弱いリザードンを捨てた」と揶揄されることもある。

ネタ画像としても人気

サトシがリザフィックバレーを指さして「弱いリザードンなんていらない」と言うシーンは、たびたびネタ画像としても使われる。

リザードンの後に自分が不要だと感じるものを追加する、セリフをつけてサトシとリザードンの大喜利調にするといった使われ方が多い。ネタとして浸透していることからも、サトシとリザードンの別れのシーンが広く知られていることがうかがえる。

また新しいゲームにリザードンが実装されるたび「このリザードンは弱いリザードか、強いリザードンか」が話題になる。「ポケモンユナイト」や「大乱闘スマッシュブラザーズ(スマブラ)」にリザードンが実装されたときも、ファンの間で議論されていた。

上の動画はスマブラでのリザードンが弱い、やることがないと指摘されていたことに対して、人気ゲーム実況者のMKRさんが「物申す!」とアップしたものだ。

本当にスマブラのリザードンが弱いのか強いのか、視聴して確かめてみてほしい。なお、スマブラのフシギソウはとても強い。

総括 :「弱いリザードンなんていらない」は言葉どおりの意味ではない

この記事のポイントは以下のとおりだ。

  • 「弱いリザードンなんていらない」はリザードンと別れる際のサトシのセリフ
  • 「弱いリザードンなんていらない」というセリフが出たのはアニメの第136話
  • サトシのリザードンは強い
  • サトシとリザードンの別れが特別なのは、ヒトカゲ時代からの描写があったから
  • サトシのリザードンは現在もファンから愛されている

弱いとサトシに言われたリザードンだが、実際には手持ちのなかでも最強クラスで伸びしろもあった。しかし、まだ未熟な自分では強くなりたいというリザードンの願いを叶えてやれないため、サトシは別々に修行する道を選んだのだ。

「弱いリザードンなんていらない」というセリフは、裏を返せば「弱いトレーナーの自分は、リザードンのためにならない存在だ」という意味でもあったと言える。

サトシもリザードンと別れてから成長しており、再会時にはこれまで以上に息のあったバトルができるようになっていた。

アニメでもゲームでも、ポケットモンスター関連作品ではポケモンと人間がともに成長する姿が一貫して描かれている。「弱いリザードンなんていらない」は、その象徴とも言えるセリフであったため、ここまで多くの人に支持されているのだろう。

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