クレヨンしんちゃんの作者・臼井儀人氏は、2009年に群馬県南西部にある荒船山へ登山に出かけたまま帰らぬ人となった。検死の結果、臼井儀人氏は事故死であったことが判明したのだが、臼井氏が行方不明になってから遺体が発見されるまでの間に「クレヨンしんちゃん作者の遺書」として奇妙な画像が出回ってネット上を騒然とさせた。
ほどなくして遺書は無関係の男性が捏造した偽物だったことが、男性本人のブログによって明らかになったが、なぜ彼は嘘の遺書などを拡散したのだろうか。今回は嘘の遺書を中心に、死亡の真相、宗教との関係、本人のものとされた顔写真、お墓の場所など臼井儀人氏が亡くなった後に囁かれたさまざまな噂についても、検証を交えて紹介していく。
記事の内容
- クレヨンしんちゃんの作者・臼井儀人氏の不気味すぎる遺書の真相
- 2009年にクレヨンしんちゃんの作者・臼井儀人氏が急逝
- ネットで出回った臼井儀人氏の遺書
- 遺書の作者がブログで真相をカミングアウト
- 嘘の遺書の作者に対するネットの反応は?
- 本物の臼井儀人氏の遺作
- ほかにもある!臼井儀人氏が亡くなった後に流れた噂
- 臼井儀人氏は新興宗教の信者だった?
- 死亡原因は事故ではなく自殺?
- 臼井儀人氏は自分の死を予知していた?
- 別人の顔画像が臼井儀人氏の写真として出回る
- 臼井儀人氏のお墓は?
- 事故現場の荒船山は事件多発で呪われている?
- 総括:臼井儀人氏の遺書は偽物だが作品は今なお愛され続けている
クレヨンしんちゃんの作者・臼井儀人氏の不気味すぎる遺書の真相
🚨速報 🚨#映画クレヨンしんちゃん 公開記念🥷
明日4月23日(土)はアニメ『クレヨンしんちゃん』で『オラは誰の子?忍者の子⁉SP』を放送!
さ・ら・に🙌
最新作『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』の本編冒頭映像を初解禁🎉みれば〜👀#忍者しんちゃん観たゾ pic.twitter.com/k23JvKLvIf
— 映画大ヒット上映中✨クレヨンしんちゃん【公式】 (@crayon_official) April 22, 2022
2009年9月16日、国民的な人気を誇る漫画「クレヨンしんちゃん」の作者である臼井儀人氏が行方不明になったというニュースが報じられた。
臼井儀人氏は同月11日に群馬県と長野県佐久市にまたがる荒船山に登山に出かけ、それっきり家族とも連絡が取れなくなっていた。荒船山は日本二百名山にも選ばれており、そこまで登坂難易度の高い山ではないという。
臼井氏が行方不明との情報が報じられるやいなや、趣味で登山を嗜んでいたという臼井氏があのくらいの山で遭難したとは考えられない、事件に巻き込まれたのではないか?とネット上では「身代金目的の誘拐では?」「臼井先生の才能を妬んだ何者かに殺害されたのでは?」とさまざまな考察が飛び交った。
そんななかインターネット掲示板に突然アップされたのが、クレヨンしんちゃんの主人公であるしんのすけをモチーフにした不気味な画像だ。意味深な画像はネットユーザーのなかでたちまち有名になった。
そしてその画像がアップされた後、臼井儀人氏が荒船山で亡くなっていたことがわかり、画像は遺書だったのではないかと話題になったのだ。
2009年にクレヨンしんちゃんの作者・臼井儀人氏が急逝
臼井儀人氏は2009年の9月11日に、埼玉県の自宅を出発して群馬県と長野県にまたがる荒船山に出かけた。しかしその後、連絡が取れなくなり家族が警察に捜索願を提出。同月20日に遺体で発見された。
福田明日香 クレヨンしんちゃんの作者・臼井儀人さん(51)死亡…荒船山で発見された遺体、身元確認 ▲ http://t.co/nJtYJdnddt pic.twitter.com/9M16LBzBUt
— アグー (@agustinyouare) September 1, 2015
臼井儀人氏の遺体が発見されたのは荒船山の登山道にある艫岩(ともいわ)という、切り立った崖の下であった。崖下は捜索が困難であり、遺体の発見まで時間がかかったという。
しかし、9月19日に登山に訪れていた男性が艫岩の崖下で遺体らしきものに気づき、通報を受けた群馬県警がヘリコプターを使って遺体を持ち上げて下仁田署に運んだ。
崖を100m以上滑り落ちて全身を激しく打ちつけたためか、遺体は損傷が激しかったそうだ。しかし家族が確認した結果、身に着けていた衣服や身体的特徴から遺体は臼井氏のものであることがわかったという。後に歯型の一致も確認された。
臼井儀人氏の死因は、転落時の外傷による肺挫傷と報じられている。享年51歳。まだ漫画の連載も続いており、早すぎる死だった。
ネットで出回った臼井儀人氏の遺書
クレヨンしんちゃんの原作者の臼井儀人氏の遺書らしい pic.twitter.com/Cj02hpWbUu
— 抹茶ペペロンチーノ (@takuya_jcb) February 24, 2013
臼井儀人氏が行方不明になったと報じられた後、ネットにアップされて話題になったのが上の画像だ。何かコメントがつけられていたわけではなく、この画像だけが臼井氏の消息について議論するネット掲示板などにアップされた。
臼井氏が消息を絶って以降、ネットでは「臼井先生は事件に巻き込まれたに違いない」という考察が盛んにされていた。そこに上の画像が突然アップされたことで、「これは荒船山に行く前に臼井先生が残したメッセージなのでは?」と話題を呼び、亡くなったという報道がされた後は「あの気味の悪い画像は臼井先生の遺書だったのかもしれない」という説が主流になったのだ。
艫岩は断崖絶壁の危険な場所ではあるが、見晴らしの良さから荒船山の観光名所、展望スポットとしても知られている。
佐久市内山県境にある荒船山
岩盤は艫岩❗️ pic.twitter.com/zzE6PJW5YJ
— 佐久のこい太郎 (@sakunokoi) October 5, 2020
周辺にフェンスなどは設けられていないものの、当時は艫岩で転落事故が起きるようなこともなく、おまけに臼井氏は山登りを趣味にしていたためにうっかり滑落するような登山初心者ではなかったのだ。
そのため遺体が発見されてからも「本当に事故死なのか?」と臼井氏の死因について疑う声も少なくなかった。
そうした臼井氏の死因に懐疑的な見方をするネットユーザーの間で、上の画像は臼井儀人氏の遺書が流出したという噂が広がりだしたのだ。そしてまたたく間に「赤いしんちゃん」という名前をつけられた画像は「クレヨンしんちゃん作者の呪いの遺書」として拡散されていった。
遺書の作者がブログで真相をカミングアウト
「自殺だったとしても、なんで遺書がネットに出回っているのか」「赤いしんちゃんが臼井先生の遺書なら、TVや新聞でもこの話をしするはずでは?」「しんちゃんを連載していた扶桑社が何も発表しないの不自然だ」と疑いの言葉もあったが、臼井儀人氏の遺書とされる絵は都市伝説的な存在になっていた。
しかし臼井氏が亡くなった翌月の10月4日に、ある男性が「あれは自分が作ったものだ」と名乗り出たのだ。男性は自分のブログに「ネット上で噂になっていた臼井儀人先生の遺書の真相」という記事をアップし、そのなかで「暇つぶしであの画像を作り、不自然にならないように気をつけながら掲示板にアップした」とカミングアウトしている。
男性はこれまでもネットユーザーが信じそうな嘘の情報を2ちゃんねるなどの掲示板に書き込み、その情報をみて騙される人を見て楽しむ、いわゆる「釣り師」だったのだ。
軽い気持ちで赤いしんちゃんの画像をアップして、そのことをすっかり忘れた頃に臼井儀人氏が亡くなっていたことが報じられ、自作の画像が遺書として独り歩きしていることに気づいてネタばらしをしたのだという。
嘘の遺書の作者に対するネットの反応は?
遺書と囁かれた画像の作者は、ブログ記事のなかで一応は謝罪をしている。しかし、反省をしている様子ではないとして「不謹慎ではないか」「許せない」といった怒りのコメントが彼のブログには多く寄せられた。
臼井儀人遺書のタチ悪いところはそもそも不謹慎すぎるし何の関係もないクレしんの画像検索しただけでもヒットする可能性があること
あれ見て不快感覚えないやついないと思うぞ— 庶民 (@syomin_125) March 3, 2021
臼井儀人の遺書はいつみてもトラウマでほんとにあれだけは無理
— すず田 (@potato__239) May 5, 2021
また上のコメントのように、「偽物だと知っていても生理的に気持ち悪い」「創作だと聞いてから見ても怖い。なんであんな不気味なものが作れるの?」という声も少なくない。
なお、赤いしんちゃんの画像は創作だとわかった後も動画配信サービス「GYAO!」のオリジナルバラエティ番組「セツメイト」で取り上げられる、YouTubeで「クレヨンしんちゃんの都市伝説」として紹介されるなどしており、現在も定期的に話題になっている。
本物の臼井儀人氏の遺作
本物の臼井儀人氏の遺作となる絵は、2010年2月5日発売の「月刊まんがタウン」に掲載された「クレヨンしんちゃん」の第1126話である。
もちろん臼井氏はこの話を最終回にするつもりではなかったため、1126話はみさえの腹痛が原因で周囲が振り回されるという普段どおりのギャグ漫画だ。現在もしんちゃんはアニメ、原作ともに続いてはいるが臼井氏が描いたしんちゃんが見られるのは1126話が最後となった。
また2009年10月16日に放送されたアニメ・クレヨンしんちゃん第621話と、映画「超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」では、臼井儀人氏への追悼メッセージが流されている。
ほかにもある!臼井儀人氏が亡くなった後に流れた噂
クレヨンしんちゃんは作者が亡くなってからアニメも漫画も見なくなったな…
臼井先生の考えるお話が好きだったから、 pic.twitter.com/31Xdd2Clc5— とうっち (@ktouya99) December 10, 2019
嘘の遺書以外にも臼井儀人氏が亡くなった後には、死亡の真相などに関するさまざまな噂が流れた。ここでは臼井氏の死後に囁かれた噂とその真相について紹介していく。
臼井儀人氏は新興宗教の信者だった?
2009年10月1日発売の「週刊新潮」にて、臼井儀人氏は熱心なエホバの証人の信者であったと報じられている。実は臼井氏は1997年の時点で雑誌「婦人公論」のインタビューにて、キリスト教系の宗教を信仰しているとを話していた。
同誌のインタビューでは宗教の固有名詞などは答えておらず「聖書の勉強をしている」という表現にとどまっていたが、自宅に宗教の勧誘が来て、最初は漫画のネタになるかもしれないと軽い気持ちで話を聞いていたものの、聖書の教えに感化されて経験な信者になったとも語っていた。
いきなり家にやってきて勧誘をするキリスト教系の宗教となると、かなり数は絞られる。とくに有名なのが「輸血をしてはいけない」という独特な教えで知られるエホバの証人だろう。
エホバの証人の公式サイトにいいことが載っていたので印刷して王国会館周辺の家にポストインしておきました。 pic.twitter.com/XnKIKgPh9J
— ブルー3 (@hihihihiahahah3) June 22, 2018
そのため、この当時から「クレヨンしんちゃんの作者はどうやらエホバの証人の信者らしい」という噂はネット上でも流れてたようだ。
そして臼井氏が亡くなった後、遺族が「将来の希望として、主人と再会できる日を心から楽しみにしております」との言葉を寄せたことで、夫婦ともに死者の復活を信じるエホバの証人の信者であった可能性が高い、と週刊誌等でも報じられるようになったのだ。
また臼井儀人氏は春日部市内に敷地面積500㎡を越す豪邸を所有していたとのことだが、この敷地内には床面積200㎡ほどのエホバの証人の集会所があったという。この集会所は近所では有名な建物だったらしく「エホバの証人の王国会館」と呼ばれていたそうだ。
多い時には50人もの信者がこの「エホバの証人の王国会館」に集まる様子が見られたの話も、近隣住民からは出ていた。
死亡原因は事故ではなく自殺?
臼井夫妻はエホバの証人を信仰していたものの、臼井氏の実母はほかの宗教を信仰していたため親子間での諍いがあったとの話もある。
臼井氏が失踪する前にも実母と言い争っていた様子が見られたとのことから、本当は事故死ではなく親子関係のこじれを苦にしての自殺だったのではないか、という噂もネット上では流れた。
しかしながらエホバの証人は教義上、自殺を固く禁じているため、自宅の敷地を提供するほど熱心な信者であった臼井儀人氏が自死を選んだとは考えづらい。
また艫岩周辺に残されていた臼井氏のデジカメには、崖から下を覗き込むように撮影した写真が30枚ほど残っていたそうだ。このことからクレヨンしんちゃんの版元である双葉社は、おそらく漫画の資料用の写真を撮影していてあやまって転落してしまった可能性が高いと思われる、と記者会見で回答していた。
なお、警視庁が公開している「令和2年における山岳遭難の概況」というデータによると、山中で遭難した人のうち単独で登山に訪れた人の割合は40%を超え、うち13%近くは遺体で発見されたという。死亡原因としては、臼井氏同様に滑落死が多いようだ。
山での死亡事故と聞くと、極めて悪天候のなか無理に入山したか、断崖絶壁をロープをつけて登坂する姿を想像してしまいがちだ。そのため近所の小中学生が遠足に訪れるような荒船山で臼井氏が事故死した、という点に不信感を抱く人も少なくなかったのだろう。
しかし実際に起きた事故の統計からも、コースが整備されているような山であっても命に関わる事故が起きてしまうことは少なくないことが見て取れる。
臼井儀人氏は自分の死を予知していた?
ターミネーターVSしんのすけ
クレヨンしんちゃん19巻より
1996年に描かれた2010年の未来から来た風間くんが2010年の事を聞かれて表情が曇るのは、2009年9月11日に臼井儀人先生が登山で事故死したのが実は自殺だったのではないか、という説もあり、作者の死を暗示していたと云われてる… pic.twitter.com/FnuCCwfeYS— 時星リウス@妄想自由人 (@TokiBosi20) September 10, 2020
臼井氏の死後、クレヨンしんちゃんの単行本の19巻に収録されている「ターミネーターvsしんのすけ」という話が未来を予知していたと話題になった。
この話は1996年に描かれたもので、2010年の世界からやってきたという大人の姿の風間くんが登場する。作中にはしんのすけが未来の風間くんに「2010年の自分はどうなっているのか?」と質問するものの、風間くんは「知りたいですか…?」と含みのある顔で聞き返すだけで何も教えてくれない、というシーンがある。
このシーンは2010年までの間に何かとんでもないことが起きる、つまり2009年の作者の死を予知したものだったという都市伝説が囁かれるようになった。
別人の顔画像が臼井儀人氏の写真として出回る
臼井儀人氏は生前、メディアに自分の顔を出すことがなかった。その理由について臼井氏は「自分はつまらない人間だから、読者の夢を壊してしまう」と語っていた。
そのせいか臼井氏が亡くなった後、訃報を知らせる中国や台湾のメディアで別人の写真が臼井氏のものとして掲載されてしまったのだ。誤用されてしまったのはイラストレーターの黒田征太郎氏の写真で、一時期はネットでも以下のように黒田氏の顔写真が臼井氏にものだと紹介されていた。
臼井儀人さんではなくて黒田征太郎さんだ。 pic.twitter.com/vJTz3Djpyw
— ものぽ (@monopoly928) May 6, 2014
なお実際の臼井儀人氏の顔写真は、下のものだとされている。
#今日のトリビア
2009年、臼井儀人(本名 義人)歿 漫画家 代表作『クレヨンしんちゃん』連載開始時はそれ程人気作品ではなかったがアニメ化、映画化により大ヒットする 群馬県の荒船山の崖で写真撮影をした際誤って落下 享年51際 埼玉県春日部市のイメージが強いが実は生まれは静岡県静岡市 pic.twitter.com/LHd4HW0qGi— 北斗辛麺ジャギ (@Ivory_0214) September 10, 2021
臼井儀人氏のお墓は?
クレヨンしんちゃんのファンのなかには、臼井儀人氏のお墓の場所を知りたい、お墓参りをしたいという方も少なくないようだ。しかしお墓の場所というのはごくプライベートな情報であり、公開はされていない。
お墓参りができない代わりに、荒船山の艫岩に献花をするファンも珍しくない。艫岩にしんのすけの愛犬であるシロのぬいぐるみが置いてあるのを見た、という人もいる。
山であれば許可を取らずに行かれるうえ、臼井氏を偲ぶこともできるだろう。ただやはり現在も艫岩の近くにはフェンスなどはなく、危険である旨を伝える張り紙があるだけなので、足を運んだ際にはくれぐれも転落しないように気をつけていただきたい。
事故現場の荒船山は事件多発で呪われている?
荒船山といえば、数年前に小学生の男の子が行方不明になった事件があった。神奈川の親子が母子二人だけでハイキングに行き、母親の遺体だけが見つかったという不可解な事件。男の子はまだ見つかっておらず、荒船不動登山口の方にはだいぶくたびれた手配書の掲示があった pic.twitter.com/xp3WuGSGz3
— MO-85(1/9横手山 1/10四阿山) (@MO_85) November 8, 2021
臼井儀人氏が亡くなる前は、大きな事件や事故の現場になることは少なかったとされる荒船山だが、近年は事故が相次いで起きている。
2016年9月には荒船山に登山に出かけたという神奈川県在住の39歳の母親と8歳の息子(当時)の消息が不明となり、後に母親のみ遺体が発見された。息子の方は、事件から5年以上が経過した2022年現在の時点でも発見されていないのだ。
また2019年5月3日にも荒船山で男性の遺体が発見されている。この男性は愛知県からの登山客で、臼井儀人氏と同じように艫岩の崖下で亡くなっていたという。
荒船山は比較的安全、初心者向けの山とされているが、このような事件が頻回に起きていることを見るに、改めて山の恐ろしさを感じさせられる。
総括:臼井儀人氏の遺書は偽物だが作品は今なお愛され続けている
今回は「クレヨンしんちゃん」の作者である臼井儀人氏の遺書と囁かれた画像とその真相、そして臼井氏の死に関するさまざまな噂や都市伝説について紹介した。この記事のポイントは以下のとおりだ。
- クレヨンしんちゃんの作者・臼井儀人氏は2009年9月に荒船山で亡くなった
- 臼井儀人氏の死亡原因は事故死である
- 臼井儀人氏の失踪後に出回った画像は遺書ではなく第三者による創作
- 臼井儀人氏は宗教・エホバの証人の信者であった可能性が高い
- 臼井儀人氏の死後は顔写真や死亡原因など嘘の情報が多く出回った
- 献花などで荒船山に行く人もいるが、危険な山なので気をつけるべきである
臼井氏の遺書や死亡原因についてはさまざまな噂や考察が飛び交ったが、扶桑社が日本記者クラブの会見で回答していた内容が真実、つまり不慮の事故が死因であったということで間違いないだろう。
残念ながら、もう臼井儀人氏ご本人が描く野原家を見ることはもう叶わないが、現在も臼井氏のアシスタントの方々らによってしんちゃんの物語は続いている。これからも新しいファンを増やしながら、末永くクレヨンしんちゃんは愛されていくことだろう。