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ブサイク大総統が強すぎる!登場話やアマイマスク・バングとの戦いを紹介

ブサイク大総統トップ画像

出典:https://twitter.com/tonarinoyj/

ブサイク大総統は、となりのヤングジャンプで連載中の大人気コミック『ワンパンマン』に登場する敵キャラだ。推定災害レベル・竜の怪人で、怪人協会の幹部のひとりであり、推定災害レベルは「竜」となっている。

ブサイク大総統の容姿はその名のとおり、人から嫌悪される要素をこれでもかと集めたほどのブサイクである。怪人の中でも、見た目の悪さ故に世間から忌み嫌われ続ける人生を送ってきた中で蓄積されてきた憎悪の念がリミットを超えて怪人化してしまう者が稀にいる。そしてそのような怪人はブサイクモンスター(通称ブサモン)として分類される。

ブサイクモンスター(ブサモン)とは

出典:https://wikiwiki.jp/boudai/

よく「ブサイク大統領(だいとうりょう)」と間違われるが、正確には「ブサイク大総統(だいそうとう)」である。実は筆者もつい最近まで「大統領(だいとうりょう)」だと思い込んでいた。

総統(そうとう、總統)とは、国家元首またはそれに匹敵する国家の最高指導者の地位を表す名称の1つ。日本語における「総統」の語義は「全体をすべくくること」[1] で、日本での用例は全体主義体制国家の最高指導者の地位を示す用例と、「President」の現代中国語訳であることから中華民国の国家元首を示す中華民国総統に大別される。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/06 06:51 UTC 版)

ブサイク大総統はとにかく恐ろしく強く、凶暴なまでの残虐さを持った怪人である。それ故にブサイク大総統が大暴れする回では数々のトラウマ級の残虐シーンを目の当たりにする事となる。

本記事ではそんな衝撃的な展開などについてのネタバレを含んでいるため、まだコミックを読んでいない状態で本記事を読んでしまうと、衝撃シーンを初めて読んだ時のインパクトが半減してしまう恐れがある。そのため、本記事を読む前に先にコミックを読んでおくことを強く推奨する。

記事の内容

  1. ブサイク大総統が強い!ヤバいくらいに強すぎる!
  2. ブサイク大総統は何話から登場する?
  3. ブサイク大総統が怖い!と話題に
  4. ブサイク大総統にアマイマスクが惨敗
  5. 激突!ブサイク大総統VSバング
  6. ブサイク大総統原作版とリメイク版の違い
  7. ブサイク大総統とゴウケツどっちが強い?

 

ブサイク大総統が強い!ヤバいくらいに強すぎる!

ブサイク大総統大暴れ

出典:https://plaza.rakuten.co.jp/

ブサイク大総統は単なるブサイクなヤラれ役キャラだろうと思っていた方も多いのではないだろうか。
実際、筆者もまさかブサイク大総統がここまで強いとは思っていなかった。ここまでヒーロー達を次々に倒してしまうとは原作を読んでいる人でさえ想像もできなかっただろう。それ故に絶望的に強すぎるブサイク大総統の暴れっぷりは衝撃的ですらあった。

ブサイク大総統は、そのブヨブヨの肉体からは想像もつかないほどの俊敏さを持っており、その早さはあのプライドの高いアマイマスクを唸らせるほどだ。さらに、ジェノスの渾身の蹴りを喰らってもノーダメージなくらいの恐るべき耐久力も併せ持っている。

それだけでなく、攻撃力も高く「顔面崩壊パンチ」「全身崩壊パンチ」などの驚異的破壊力を持つ必殺パンチを持っており、アマイマスクやタンクトップマスターなど何人ものヒーローがこの崩壊パンチの餌食となってしまった。

そんなブサイク大総統も、シルバーファングには全く歯がたたず、その闘いの過程でハグキに飲み込まれてしまう。しかし、これで終わりかと思われたブサイク大総統だったが、なんとハグキの体を内側から引き裂いて生還する。ハグキの消化液で全身がドロドロに溶けた状態で「G(ゲロ)ブサイク大総統」となったその姿はもはや「ブサモン」を通り越して「バケモン」そのものである。

ハグキの消化液の力を手に入れたブサイク大総統は、相手の武器や体を溶かしてしまう強酸攻撃によりさらに凶悪さを増すこととなる。また、アトミック侍とニチリンの斬撃により細切れにされても瞬時に体を溶接して再生してしまうという驚くほどの回復力までも手に入れている。これによってブサイク大総統の攻撃は更なる脅威となる。

 

ブサイク大総統は何話から登場する? 

ブサイク大総統登場

出典:https://wikiwiki.jp/boudai/

ブサイク大総統の初登場は157話で、鏡張りの部屋に迷い込んだA級1位ヒーローの「アマイマスク」への刺客として登場する。その初登場シーンはさながらホラー漫画のようでもあり、いつもクールなアマイマスクが言葉にならないような悲鳴を挙げて腰を抜かすほどである。

そしてブサイク大総統はその醜くブサイクな姿からは想像もつかなかったほどの強さでアマイマスクをピンチに追い込むが、S級2位ヒーローの「タツマキ」と怪人協会のボス格である「サイコス」との闘いが激化したことにより一旦水入りとなった。

激突するタツマキとサイコス

出典:https://matome.usachannel.info/

その後ブサイク大総統が再登場するのは186話からとなる。
ホームレス帝、黒い精子、ハグキら他の怪人協会幹部達と共に地上に現れ、大暴れする。この回で再度対峙したアマイマスクを圧倒的かつ残虐な攻撃で完膚なきまでに叩きのめしてしまう。誰が一番たくさんS級ヒーローを殺せるかその数を競おうとし、ホームレス帝にやられて瀕死状態のゾンビマンを足で踏み潰し、鬼気迫る表情で童帝にも襲いかかる。次から次へと迫りくるピンチにヒーロー達はどうなってしまうのか?

幹部達と共にブサイク大総統登場

出典:https://www.manga-anime-hondana.com/

 

ブサイク大総統が怖い!と話題に 

ブサイク大総統怖い

出典:https://manga.4g63evo.net/

Twitterや2ちゃんねる上では、ブサイク大総統が怖いと話題になっている。

ONE氏の原作と較べて、リメイク版のブサイク大総統は村田氏の圧倒的な作画によってまさに恐怖、まさにホラーと言えるほどに恐ろしく描かれているからだろう。

 

 

ブサイク大総統の恐ろしさの中でも特筆すべきはその残虐さであり、ブサイク大総統たったひとりに実に多くのヒーロー達が無惨な姿に成り果てた。

アマイマスクは顔面を崩壊されたうえに体を引き裂かれ、タンクトップマスターは全身崩壊パンチで体中の骨を粉砕され、剣聖会のザンバイは顔面を強酸で貫かれ、アマハレは溶かされ骨だけとなり、ニチリンは下半身を失った。

まさにブサイク大総統の独壇場であり、やりたい放題の殺戮ショー状態である。このグロすぎるほどに絶望的な状況に対して読者達は「ブサイクつーか怖すぎない?」「ザンバイあっさり殺したのちょっとビビった」「ブサイクのグロ描写が原作の比じゃないくらいエグくなってるな…」という恐怖のどん底に突き落とされている。

 

ブサイク大総統にアマイマスクが惨敗 

ブサイク大総統アマイマスク惨敗

出典:https://plaza.rakuten.co.jp/

アマイマスクはA級1位のヒーローで、その名のとおりのイケメンヒーローだ。

S級上位に匹敵するほどの実力を持っているにも関わらず、つまらない奴がS級ヒーローになってS級の質を下げてしまう事を防ぐために、あえてS級に昇級せずにA級1位の座を守り続けている。

怪人や醜いものに異常なほどの嫌悪感を抱き、それらに対しては残虐なほどに無慈悲な一面を持つ。

しかしブサモンであるブサイク大総統と対峙すると恐怖にも似た悲鳴をあげて強烈なほどの拒絶反応を示し、体が動かなくなってしまい、まともに戦うことすらできないほどである。

そしてその隙だらけで無防備になったところをブサイク大総統の必殺技である顔面崩壊パンチを叩き込まれ、顔面を粉砕された挙げ句、股から体を引き裂かれてしまう。

アマイマスク顔面崩壊

出典:https://plaza.rakuten.co.jp/kakakano/

この無惨でグロいシーンを初めて見た時には多くの読者がかなりの衝撃を受けたのではないだろうか。筆者は何が起こったのか理解できずに思わずページを戻って読み直してしまったくらいだ。しかし、読み返してみても間違いなくやられてしまったのはアマイマスクだ。

あの美形な顔が見るも無惨なほどに粉砕されてしまい、そのうえ体を引き裂かれてしまうなんて、まさにトラウマ級の信じられない光景だった。現時点ではアマイマスクの生死は明らかになっていないが、なんとか生き残っていてくれることを祈るばかりである。

 

 

激突!ブサイク大総統VSバング

ブサイク大総統の攻撃をいなすバング

出典:https://www.menuguildsystem.com/

何人ものヒーロー達を次々と無惨な姿にして傍若無人の限りを尽くすブサイク大総統の前に、S級3位のヒーロー、シルバーファングことバングが立ちはだかる。

バングは高齢ながらも、どんな強力な攻撃だろうと激流に揉まれる木の葉のごとく受け流す究極の護りの拳『流水岩砕拳』の使い手だ。

他のS級ヒーロー達ですら全く歯が立たなかったブサイク大総統の必殺崩壊パンチを、瀕死のタンクトップマスターを抱えたまま片足でいとも簡単にヒョイッと受け流してブサイク大総統自身の顔面にぶつけたり、ハグキのほうに尊厳崩壊パンチを受け流して同士討ちをさせたり、ブサイク大総統に無数の打撃を喰らわせて速攻でボコッたりと、同じS級でもこれほどまでに力の差があるのかというほどに圧倒的な強さを見せてくれた。

ブサイク大総統はバングにコテンパンにやられた挙げ句に、パンチを食らわさた事で怒ったハグキに食べられてしまうが、ハグキの体を真っ二つに引き裂いて消化液に溶かされてドロドロになりながらも最終形態となる『G(ゲロ)ブサイク大総統』となって生還する。

Gブサイク大総統登場

出典:https://plaza.rakuten.co.jp/kakakano/

 

 

ブサイク大総統原作版とリメイク版の違い 

ブサイク大総統ガロウに敗れる

出典:https://onepunchman.fandom.com/

リメイク版で大暴れするブサイク大総統だが、原作版ではシルバーファングに一撃で倒されてしまった噛ませ犬的キャラという印象があり、リメイク版のようにそこまで恐怖的な敵キャラクターという位置付けではなかった。

しかしリメイク版でのブサイク大総統は強さや残虐性やインパクトなどが格段に強化されており、原作ファンからは「人気のないキャラをそこまで強化して誰が得するんだ」というブーイングが殺到していた。

原作版ではシルバーファングに倒されるのだが、リメイク版ではシルバーファングの元弟子であるガロウによって倒されている。

シルバーファングにボコボコにされた挙げ句にハグキに食べられてしまうブサイク大総統だが、ハグキの消化液を新たな攻撃方法として身につけたGブサイク大総統として復活し、暴走とも言えるほどの狂気的な大暴れをしてヒーロー側に甚大なる被害を与えながらシルバーファングを執拗に追いかける。

ガロウとの闘いで負傷して倒れているシルバーファングを見つけたブサイク大総統は、動けないシルバーファングに襲いかかろうとするが、正気を取り戻したガロウの蹴りを喰らい、一撃で腹に風穴を開けられて死亡する。

 

ブサイク大総統とゴウケツどっちが強い?

ブサイク大総統ゴウケツ

出典:https://ameblo.jp/kirayosikago/

ブサイク大総統はその圧倒的な破壊力を持つ必殺崩壊パンチと、グロテスクすぎるほどの残虐さで、ヒーロー達のみならず読者までをも恐怖と絶望のどん底に叩き落とした。

そんなブサイク大総統だが、同じ怪人協会幹部であるホームレス帝と黒い精子との力の差は歴然らしく、仲間割れになった時にはこの2人に手も足もだせないままボコボコにされてしまっている。

では、同じく災害レベル・竜で格闘大会スーパーファイトの会場に登場して大暴れした「ゴウケツ」とブサイク大総統とではどちらのほうが強いのだろうか?

結論から言うと、おそらくゴウケツに軍配が上がるであろうと筆者は予想する。
ブサイク大総統はタンクトップマスターやクロビカリなどのように真正面から力任せに突進してくるタイプのファイターには圧倒的に強いが、シルバーファングやガロウのような達人の領域に達している武術家には弱いからだ。

これはブサイク大総統が原作ではシルバーファングに、リメイク版ではガロウに一撃で瞬殺されている事からも、お分かりいただけるだろう。この事からも、怪人化する前にはスーパーファイト初代王者となったこともあるほどの武術家だったゴウケツにも勝てない可能性が高いと考えられる。

 

 

統括 

ブサイク大総統全身溶解パンチ

出典:http://hitonoumifatesirin.blog.jp/

リメイク版のブサイク大総統は原作版よりも強さも残虐度も恐怖度も大幅に強化されており、何人ものヒーロー達が無惨で残酷な倒され方をすることになった。この原作改変とも言えるほどの展開に原作ファンからは賛否両論が飛び交うことになった。

だが、これによってこれまでに登場してきた怪人を遥かに凌駕するほどの怪人協会幹部の圧倒的な強さをより一層際立たせ、読者にトラウマ級の強烈な恐怖と絶望感を植え付けた。

そしてそのブサイク大総統をいとも簡単に倒してみせたシルバーファングとガロウがどれだけ規格外の強さを持っているのかという事をより強く感じる事もできたのではないだろうか。

そういった意味では、リメイク版ブサイク大総統のこの反則的なほどの強化は大成功だったと言えるだろう。

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